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若手作曲家の作品演奏会
久しぶりに東京まで出て、演奏会に行って来ました。
作曲家の作品演奏会は初めてでした。

3大陸4カ国5人の若手作曲家の作品演奏会
Music Without Borders vol.3
19時開演
同仁キリスト教会

【プログラム】
イギリスの作曲家:バラード ―箏のために
日本の作曲家:コスメティック・ダンス2 ―ヴィオラのために
中国の作曲家:滲Ⅱ ―箏とピアノのために
カナダの作曲家:後朝の歌 ―箏、ヴィオラ、ソプラノ、ピアノのために
日本の作曲家:気象通報 ―箏、ソプラノ、ヴィオラのために

どんな作品があるのか楽しみに行きましたが、どの作品もまさしく現代音楽でした。

☆箏のための作品を書くうち・・・5音ではなく10音を用いて、私は半音階的な調弦を編み出した。・・・この作品で一番時間の掛かったのは、満足のいく調弦法を定めることだった。
☆非平均律による微分音程を用いた作品を多数作曲している。      等
                                            

会場の雰囲気は崇高な感じで、作曲家たちのプロフィールや実際の演奏も素晴らしかったけど、私にはあまり現代音楽の美しさというものは解りませんでした。
私がもう一度聴きたいと思う音楽は、もっとメロディアス(和音も)なものですね。

授業で武満徹の鑑賞を行った時も、私自身あまり好さに気づけず生徒にも当然伝えられなかったと思うのですが、そんな流れの作品だったような気がします。

う~ん、作曲家たちはもちろん和声や色々なことを学んで深いものを持っていると思いますが、行き着くところがこういう音楽なのかな?!
それとも、それぞれ目指すところの研究途上なのかな?!

でも、なかなか興味深く得難い演奏会体験だった!とは思いました。
by sato_ongaku | 2012-10-25 23:16 | ♭演奏会・観劇 | Comments(0)
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