実は私は今まで、レッスンでやらせたことがありません。
子どもにとって単に『10回練習』させるというのは、 味気ない取り組みをさせるような気がしていたのです。 今日のレッスンでI君(小4)はコーダに入った聴かせどころの部分が難しく、 どうも弾けませんでした。 2小節のメロディーをもう一度ほとんど同じ音で繰り返すだけの、たった4小節しか ないところですが、結構左右の手の動きに規則性がなく弾きにくい音形です。 ここは集中して練習して、弾けるようにしてあげたいと思いました。 まずは片手ずつ練習してから、 「そこの部分を10回両手で弾いてみようか。」と言うと、 「10回~!?」とI君は返答したものの嫌がっている風はなく、むしろ面白がってる様子。 そういうところに頑張りのきく“素直な子”は伸びますね♪ 1回弾くごとに楽しそうに数えながら、練習を繰り返しました。 7回目くらいまでは相変わらず間違えたりたどたどしかったのが、突然繋がってきました! 8回目くらいから形になり始めたと思うと、9、10回目はほとんど弾けるようになりました。 それで、最初から曲を通してみました。 いよいよ『集中練習箇所』にきました。 (いざとなると、まだ無理かな?)と思っていましたが、 意外やI君は練習を活かしてバランスよく弾き切ってくれました♪ いや~、よくがんばったね! でも全体としては、まだまだ弾き込んでほしいよ。 この調子で練習してきてね♪ 来週も楽しみに待っています。(*^_^*)
by sato_ongaku
| 2010-07-04 23:20
| ♪発表会
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